当社について ABOUT

【メッセージ】
私は、親友の自死、信頼した上司からのパワハラ、愛した人からの裏切りなど、順調だと思っていた人生において、まさかの事態が起こり、メンタル不調を経験しました。

襲い掛かる現実に「どうして、いつも自分だけ」と思ってしまう自分の弱さ、孤独感、将来への不安に加え、人に対する猜疑心、不信感も重なり、人生に対して何の光も希望も見いだせない状況から、なんとか回復できたのは、信頼できる人とのご縁と心理カウンセリングによる自分との対話が大きかったと思います。

人生はまさかの連続。メンタル不調回復後も、父がステージ４の肺がん、息子が難病血液がんと、まさかの試練の連続でしたが、メンタル不調を乗り越え、新たな自分を再生したおかげか、メンタル不調を再発することなく、乗り越えて今があります。人生において、壁にぶつかり、悩み、苦しむことは、私だけではなく、誰にでも起こる可能性があります。ただ、そんな時、ひとりで悩んでいるだけではダメです。悪循環に陥ると闇に飲み込まれてしまいます。自分以外の第三者の存在がとても重要であり、人から傷つけられた痛みは、結局、人との対話を通してしか回復しないという現実を実体験として思い知らされました。

私自身、対人援助職として援助する側の人間だったのですがメンタル不調となり、援助される側の患者・クライエントとして、精神科医や心理カウンセラーの治療を受けて回復した経緯があります。援助する側と援助される側の両方の実体験があるからこそ、できる援助方法があるのではないかという想いから、2007年に株式会社らくらくカウンセリングオフィスの設立に至りました。

現在は医療・福祉・企業・公共団体において、現場の第一線で心理カウンセラー・講師・コンサルタントとして活動しています。また「NPO法人コアカウンセリング支援協会」の理事長にも就任し、心理カウンセラーの人材育成や地方公共団体での自殺対策事業など、社会貢献活動にも力を入れています。

「死んだほうが楽かも」と思うほど辛い時代もありましたが、なぜかぎりぎりのところで救われ、人とのご縁といろいろな偶然が重なり、心理カウンセラーのお仕事を、気がつけば、約20年させていただいております。一人でも多くの方々が心の輝きを取り戻し、自分らしく前に進んでいけるよう、こころの伴奏者・伴走者として精一杯務めていく所存です。一人で抱え込まず、お気軽にご相談いただければ幸いに存じます。

【メッセージ】
私が心がけていることは、丁寧にお話を聴くことです。かつて産業カウンセラーだった頃は傾聴のスキルを磨くために、苦心し試行錯誤してきました。

その後、臨床心理士になり、丁寧にお話を聴くことにおいて、私に不足しているスキルが明確になりました。それが「見立て」の力です。それまでも丁寧に聴こうとしていたつもりでしたが、実は目的や方向性が曖昧であり、本当の意味での援助になっていないことに気づいたのです。以降、学びに一層力を入れるようになりました。

ひとつには、実践を振り返るためのスーパービジョンとケースカンファレンスへの参加です。もうひとつは一層学びを深めるための研修や学会への参加です。いずれも、自身のありようを振り返りつつ常に情報をアップデートできますし、何よりカウンセラーとして謙虚になれます。つまりそれはクライエントに還元できると考え、継続しています。

カウンセリングは、受ける機会がなければそれに越したことはありません。しかし、人生において誰にでも少なからずピンチは訪れます。そのような時はどうか一人で抱え込まず、弊社のカウンセリングオフィスへご相談ください。誠実な対応をお約束いたします。また必要に応じ、助言や外部機関（医療・福祉等）の情報を提供させていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。

◆好きな言葉
「目に涙がなければ魂に虹は見えない」
（北米ミンカス族のことわざ）

【メッセージ】
発達障害児・者への支援をしたいということが、カウンセラーを目指した理由です。今まで、学生ご本人・乳幼児の保護者・社会人管理職など、幅広い年齢層の方とカウンセリングや相談を行ってきました。最近は、大人の発達障害が取り上げられるようになり、10代では分からず、就職活動や就職後につまづいたことをきっかけに、初めて自分の特性に気づかれる方も多くいらっしゃいます。

発達障害は「障害」だから治らないのでは？、と思われるかもしれませんが、環境調整やご自身の工夫で「うまくいかない」ことが軽減したり、問題を乗り越えられる時があります。中でも「コミュニケーションがうまくいかない」「仲間に入れない」「なぜ嫌われたのか分からない」など、人間関係のトラブルを抱えている方としばしば出会います。自分だけではどうしてよいか分からず途方に暮れている場合でも、カウンセリングの中で客観化・明確化していくことにより、解決策が見えてくることもあります。

発達障害はスペクトラムであり、グレーゾーンが広く、誰しも得意不得意を持っています。「どうして人と同じようにできないんだろう」とぐるぐる考えたり、「こんなことぐらい辛抱しなければダメ」と自分を追い込んでしまう時には、ご自身の困難さを見つめ直す手掛かりとして、カウンセリングを体験してみませんか。

【メッセージ】
人と関わる仕事をしたいという一心で様々な経験をしてきました。まず一般企業で人事の仕事、次に看護師資格を取得して看護師の仕事、それからカウンセリングを学んで公認心理師資格を取得し、現在は婦人科クリニックにて看護師兼務で思春期の方のカウンセリングを担当しています。

仕事面以外でも様々な転機がありましたが、中でも一番の転機となったのは子どもを授からなかったという苦しい経験です。そこから自分を振り返ることにつながり、今まで感じることができていなかった自分の生きづらさに気づくことができました。自分を知らずに人と良い関係を築くことは難しいものです。ましてやカウンセリングをすることはもっと難しいです。今も自分と向き合いながら、日々精進しています。

私が目指しているのは、クライエントに何かを持ち帰っていただけるような関わりが持てるカウンセラーです。癒しや勇気づけ、話せたことによるスッキリ感、気づき、今後の課題など何でもよいです。クライエントに寄り添いながら、より良い方向に向かうために今まさに必要な何かや、次につながる何かを一緒に見出していきたいと思っています。

長い人生です。つらい時やしんどい時も少なくないはずです。誰かに頼ってもよいのです。身近な人ではない方が話しやすいこともあります。そんな時はどうぞお気軽に弊社にご相談ください。温かいスタッフが心を込めて対応いたします。